先日、TKUテレビ熊本の荒木恒竹(あらき つねたけ)アナが急逝されました。

お昼のニュースを読まれた後に、体調を崩されてしまいました。

原因は大動脈解離という病気によると発表がありました。

最近、この病で亡くなられる方が増えているようです。

今回は、大動脈解離について、前兆や症状などを探ってみようと思います。

 

大動脈解離とはどんな病気なのでしょう?

大動脈解離とは、正式名称を「解離性大動脈瘤」よ呼びます。

大動脈は、外膜、中幕、内膜の3層構造になります。

とても強い弾力を持っているのですが、何かの原因で内幕にきずが出来て、その外側の中幕に血液が入り込み、大動脈が避けてしまう病気です。

動脈硬化や高血圧が関係しているのではないかとされています。

中膜に流れ込んだ血液が、新たな血液の道をつくってしまい欠陥が膨らんだ状態をもたらすのです。

外側には、外膜一枚のみなので、破裂の危険が非常に高くなります。

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大動脈解離はどんな症状なのでしょう?

先ほどもお伝えしましたが、大動脈解離とは外膜と内幕に亀裂が生じ、解離することで、

激しい胸の痛みとともに、非常に苦しい症状となります。

そして、突然発病することが多く、さらには発症してしまうと突然死を招くケースが多い恐ろしい病気です。

気付いた時には遅かったということが多いのです。

その他の症状としては、全身の血液の流れが滞っていしまうので、手・足にしびれと痛みが出ることもあります。

亀裂が急激に大きくなったせいで、解離してしまうので、激しい痛みとなって現れるのですが、

さいわいにも、この亀裂が小さく、外膜と内幕の解離も大きくなければ、軽い痛みと胸の息苦しさだけという症状になります。

このケースについては、早急に手当てすれば、突然死を避ける事が可能です。

ところが、ほんの少しの痛みでは大動脈解離と気付かなくて、放置してしまい手遅れになるケースも非常に多い病気になります。

発症してしまうと、非常に強い痛みとなりますので、自分自身ではどうすることも出来ません。

解離が進行していくとともに、痛みの範囲も広がってしまうので、重症化してしまいます。

少しでも心配がある場合は、念のため病院に行かれることをお勧めします。

さらには、亀裂の具合によっては大出血の恐れもあります。

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大動脈解離の前兆はあるのでしょうか?

残念ながら、前兆はあまり感じられない病気です!

それは、急性大動脈解離には、自覚症状がないためです。

急激に胸が痛くなるというのが主な症状なのですが、

解離が進行するまでは、ほぼ無症状です。

ですが、動脈硬化や、高血圧が関係されているのでは?とされていますので、

そちらの予防策をとった方が結果、大動脈解離を防げるのかもしれません。

狭心症などとも症状が似ているので、判断が難しいのが難点です。

 

大動脈解離の生存率はどのくらい?

大動脈解離の生存率をお伝えするには、急性期と慢性期についてと

Stanford分類A型・B型の説明が必要です。

 

大動脈解離の急性期と慢性期

大動脈解離が起こった直後から2週間以内を急性期と言います。

そして、発症48時間以内を超急性期となります。

慢性期とは、大動脈解離から2週間以上経過したものになります。

 

Stanford分類A型

心臓に近い上行大動脈で解離が起きるのがA型です。

危険な合併症も発症しやすい型と言えます。

この場合は緊急手術が必要になってきます。

 

Stanford分類B型

上行大動脈に解離が見られず、予後状態が良いものがB型です。

緊急手術よりは、絶対安静、薬物療法、血圧管理など、内科的治療が行われます。

解離の危険がある場合は、経過観察しながら、手術する場合もあります。

 

動脈解離の場合、Stanford分類のA型とB型、また急性期と慢性期とでは生存率が異なります。

 

Stanford分類A型の生存率

こちらの場合は、内科的療法よりは、外科的療法を行ったほうが、生存率は高いと言えます。

 

Stanford分類B型の生存率

こちらの場合は、内科的療法と外科的療法での生存率に差はほとんどないとされています。

 

急性期と慢性期の5~10年後の生存率とは?

 

急性期のA型だった場合

65~80%前後

急性期のB型だった場合

50~70%前後

 

慢性期のA型・B型

60~80%前後

 

生存率はかなり高めと言えるでしょう。

ですが、大動脈解離を発症してしまったということは、心筋梗塞などを引き起こす可能性も高くなりますので、

健康管理は十分必要になってきます。

 

大動脈解離とはどんな病気?前兆はあるの?どんな症状なのでしょうか!生存率はどれくらい?

いかがでしたでしょうか?

芸能人の中でも、大動脈解離にかかった方で無事に生還されている方もいらっしゃいます。

日々のちょっとした変化にも注意を怠らないことが重要だと言えます。

くれぐれも健康管理は大切だと心得ておきましょう!

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