スクールカースト。皆さんご存知ですか?学校内での同学年の友人同士の階級分けというのが一番簡単な説明となるでしょうか。

 

最近はこのスクールカーストが原因でいじめや不登校が発覚する事例なども増えてきており、非常にホットなワードとなっています。

そんなスクールカーストに関する話題が本日23時にNHKで19時25分から放送される「#ジューダイ 生放送でお悩み相談」という番組で取り扱われます。

 

まだそんなに広くは浸透していないスクールカースト事情をここでパッとおさらいし、サッと見で現状と今後についてお話していきたいと思います。

スクールカーストって?

スクールカーストとは、友人同士が明言することはなく、誰かに決められたわけでもなく、日常を過ごしていく中で出来上がる、同学年や同じクラスの生徒同士の格付けです。

主に三段階に分けられることが多く、このような図になっております。

1軍というのが一番上に君臨する一番何事にも優位に立つことが出来る階級です。

2軍になると、制限が増えますが、いい意味でも悪う意味でも目立つことはなく、日常の学校生活に支障はきたされない程度の学校生活を送ることが出来ます。

3軍になると、状況は厳しくなってくるケースが多いようで、発言力や存在の認知度、自身の感じる充実度が他の軍に比べると低くなってきます。

 

この表をより、生の中学、高校生の言葉で表現した画像が話題になっています。

それがコチラ↓↓

 

いかがでしょうか。イメージが具体的になってきたかと思います。

外見やコミュ力、持ち合わせた才能などが大きく影響するようで、この軍の間の移動というのは学校生活を通してそんなに起こらないようです。

ひょんなことから上から下に落ちるということはまれにあるようですが、下から上に…というのはまずないらしいです。

 

いつからある?

このスクールカースト、意識して感じるようになったのは皆さんいつからだと感じていらっしゃいますか?

話を伺ってみると、どうやら中には30代の女性からこのスクールカーストを意識し始める世代が始まったようです。

しかしいまになってこのように取り上げられるようになったのには、どのような背景があるのでしょうか。

 

それは、いじめや不登校がニュースでも注目されるようになり、その延長で子供の貧困などが取り上げられ、「原因は何なんだ?」ということで、世間がこのスクールカーストに行きついたようです。

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スクールカーストの現状

すではスクールカーストの現状はどういったかんじなのか、ある調査で得たアンケート結果ではこのような数字が出たようです。

【自分の学校またはクラスにスクールカーストがあると感じていますか?】

<回答>

・ある…32人
・ない…11人

 

全員の回答は得られなかったようですが、回答者の中の実に1/3の生徒が自身の周りにスクールカーストがの存在を感じているようです。

そして、カーストは、上・中・下の3つの階層に分かれていると答える人が多く、自分の位置は“中の上の方”と自覚している人がほとんどでした。

 

ここで、生徒の生の意見をいくつか取り上げていきたいと思います。


 

「うちらトップのグループは、授業中も休み時間もうるさい。授業中に、うちらが面白いことを言うと“中”の人が愛想笑いしてる感じで、“下”の人たちは、ひたすら黒板とノートだけを見て静かに勉強してる。」(高1女子・東京)

 

「クラスのLINEグループで自由に発言するのは“上”の人。私も発言はできるけど、ちょっと遠慮しちゃうから“中の上”くらいだと思う。一番下は、グループには入ってるけど、スタンプも送れず見てるだけ。」(高3女子・埼玉)

 

「一回グループが固まると、そこから抜けるのは難しい。」(高3女子・神奈川)

 

「一度決まっちゃったら上にあがる人は少ない。ちょっとしたことで下にさがる人はいるけど…」(高2女子・東京)

 

「自分は“中”の位置。昼に弁当を食べるときは、トップが陣取ってる『窓際の一番後ろ』にはいけないけど、『窓際の真ん中』という、まあまあいい席をキープできる」(高3男子・東京)

 


 

意見としては女子の意見が多いのも傾向としては見て取れます。

男子は昔からそんなにネチネチした関係をしている傾向はないですが、対して女子はそう言った関係が昔からテンプレー化しているようで、ドロドロした友人関係と言えば。女子!というレッテルがありますよね。それの延長が、スクールカーストのようなものです。

 

実際の意見

意見をみていく前に、まず、自分の学生生活を思い出してみてください。ご自分はどの軍に属していましたか?それぞれその立場を思い浮かべながら、これから下は読んでいくと、自身がその人の立場でいたらと考えよりリアリティが出てくると思います。

 

スクールカーストに属している生徒たちの意見を所属している軍ごとにまとめてみました。

 

1軍の人の意見

〇「特になにも不自由なく生活していた。自分が言った発言でクラスが笑ったりしていたし、話したい人と話して好きなように過ごしていた。」(高3女子・東京)

 

〇「委員会などの役柄、自分がクラスを作り上げる立場にいたから全体の事はみていたつもりでったし、そこから見てもだいたいの人はこのクラスのことが好きだと感じていたと思う。」(高3男子・東京)

 

〇「クラスにスクールカーストなんて存在していなかったと思う。」(高2女子・千葉)

 

〇「1軍同士でもめた時は面倒だった。落ちるとか落ちないとかじゃなくて、ただただめんどくさかった」(高3女子・東京)

 

このように気付かない人続出の1軍。意見の中には、スクールカーストを感じ取って、なるべく下の子にやさしく接したりしていたという優しい声もありました。

中の人の意見

〇「上とも下とも分け隔てなく話せるし、上みたいにイザコザもないからラク」(高3女子・千葉)

 

〇「“上”の人みたいに授業中に騒いだりはできないけど、それで先生に当てられるのも面倒だから、今の状態がラク。休み時間は、気にせず大声で喋れるし」(高2女子・神奈川)

 

〇「なんとなく過ごしていれば問題なかったし、特に上にあがりたいとも思わなかった。なんで?って思うこともたまにあったけど、そんなのすぐにどーでもよくなった。」(高2女子・東京)

一軍と比べると、比較的自分たちの事よりも上のグループや下のグループのことを気にしているようすがとれる二軍事情。自分事ではなく他人事でとらえることで物事を大きくしないようにするような思考が多いように感じました。

下の人の意見

 

〇「自分たちがクラスに必要な感じがしなかった」(高2女子・千葉)

 

〇「上の子の話に同調していればとりあえずやり過ごせるなと感じて、高校3年間そうやって生活してきた」(高3女子・東京)

 

〇「上から落ちてくる子の受け皿になるときもあって、そんな時は少しざまーみろって思ったりもした。」(高3女子・千葉)

 

〇「女子がそういうのをやっているのをみてかわいそうと思ったけど、男子にも意外とそういうのもあるんだよなって自覚したら自分は一番下だった」(高3男子・東京)

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解決方法は?

 

スクールカーストが必ずと言っていいほど存在している現代の学生生活を、どのようにやっていけばうまく卒業まで持ってけるのか。

そのポイントとして挙がっていた意見をいくつかご紹介いたします。

 

【SNSではこうすればよい!】

〇「新入生のLINEグループには入っておいたほうがいい。私のときは、合格発表の後すぐに新入生の誰かがグループを作ってて、グループに入れるQRコードがTwitterで拡散されてた。そのグループで『〇〇中学のAです!』と軽く挨拶できたから、入学前に知り合いができた」(高3女子・東京)

 

〇「入学前はTwitterやLINEで新入生同士でやりとりすることがあるから、アイコンを自分の顔にしておくと入学後に『〇〇ちゃんだよね?』と話しかけてもらいやすくなる。でも、盛り過ぎのピン自撮りをアイコンにするのはNG!『実物と全然違う』って引かれちゃう」(高2女子・東京)

 

〇「新入生のLINEグループでは目立たなくていい。変に目立つと、実際入学して会ったときに『あんなにイキってたのに、見た目ダサいじゃん』と思われちゃうことも…」(高2女子・東京)

 

【外見はこうしてみると効果あり!】

〇「カーストの上へ行くにはオシャレは重要! 私は中学時代、メガネだったけど『制服にメガネってオシャレに見えない』と思って、入学式はメガネを外して裸眼で行った。それがよかったのか、オシャレな子と仲良くなれて“中の上”くらいの位置に行けた。目が悪すぎて、相手の顔は全然見えてなかったけど…(笑)」(高3女子・愛知)

 

〇「中学と違って、高校は『すっぴん=ダサい』と思われる。眉毛を整えて、リップ、チーク、ファンデ薄めの“ナチュラルメイク”を覚えるべき。でも派手すぎると、先輩に目をつけられちゃうから気をつけて!」(高3女子・神奈川)

 

〇「制服のスカートは、膝下だと地味で暗く見えるから膝上がいいと思う。でも、最初からリボンをしてなかったり校則を破るのはよくない。目立つ格好をして先輩に嫌われちゃうと、同学年からも『あの子と関わるとめんどくさそう』って思われる」(高1女子・神奈川)

 

ただ、清潔感や“オシャレに気を使ってる感”は大事ですが、先生や先輩に目をつけられるような“目立ちすぎ”は逆効果のよう。校則によっては出来る事も変わってくるので、学校ごとにちがって何とも言えないところではあります・・・

 

【日常の過ごし方はこうしてみよう!】

 

〇「まだカーストもできてない最初の最初だったら、急に話しかけても『何こいつ?』とはならない。入学式の帰りの下駄箱で『一緒のクラスだよね?』と声をかけたり、お昼休みに『お昼一緒に食べない?』って誘ったり、どんどん声をかけてみるといいと思う」(高3女子・愛知)

 

〇「最初は写真を撮ることが多いから、自撮り棒とか小ちゃい三脚とか便利なスマホグッズを持っておくと話すきっかけになる。あと、男女ともお菓子は好きだから、パッと渡せるアメとかチョコを持っておくのもいい。渡すだけだからシャイな子でもできるはず!」(高2女子・東京)

 

〇「とりあえず最初は常に笑顔! うつむいてると人見知りだと思われて、周りが声をかけづらい」(高3女子・東京)

 

〇「最初はひとりでもいいから友達を作るべし! 入学早々ボッチだと、人が寄ってこなくて、そのままクラスの端っこの“下”の人になっちゃう」(高1女子・東京)

 

〇「女子は特に上下関係を気にするから、部活の先輩と仲良くなると、同学年の間でも上に行けるはず。積極的に挨拶したり、話が合う先輩と喋るようにするといいかも。でも、『権力がある先輩と仲良くしよう』とひいきすると、あざといと思われて嫌われる」(高1女子・東京)

 

〇「カーストってTwitterのRT数にけっこう表れる。例えば、『今日は終業式でした!』ってつぶやくと、トップのRT数は100超え、“中の上”は90RT、“中の下”は数えるくらいでRTは伸びない。一番下は、そもそもTwitterを公表してないからわからない…」(高3女子・愛知)

 

最後に・・・

いかがでしたでしょうか。みなさんの周りのスクールカーストにたいするアンテナが敏感になったら幸いです。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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