熱中症対策その2 熱中症になったらどうする?予防と応急処置をパッと理解!

生活

さて、前回(「熱中症対策その1 熱中症に対する正しい知識を見に付けよう!」http://care-send.com/archives/213)では熱中症の基礎知識について整理してきました。そこで今回は、

「もし熱中症になったら、何をすればいいのか?」

「一番有効な手段はなにか?」

「身近なもので出来る対策はないのか?」

という皆さんの疑問にお応えするため、記事を書いていきたいと思います。

熱中症にならないために!

まずは熱中症にならないための対策についてまとめていきます。熱中症を意識的に避ける方法として、以下の四つの対策を今回はおすすめします。

 

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涼しい場所に移動する

気温が高い環境にいることが熱中症の原因になるということなので、まずは「暑い」環境を「涼しい」環境へと整えるため、日差しが届かないところに移動してください。建物が近くにない場所にいる場合、木陰に移動するだけでもだいぶ変わります

建物があるなら、エアコンが効いた屋内に入るのもいいですね!ただ、急な温度の変化によって体が急激に疲労したり、気分が悪くなったりすることもあるので、注意してください。

衣服を緩める

体の血流を良くし、体調の回復を促進するために、体が楽な状態になるようにします。ベルトは緩め、ネクタイやチョーカーなども十分な呼吸の邪魔になるため、外してください。

体を冷やす

体温が高い状態でいることも熱中症になりやすい原因なので、大きな動脈がある脇や股関節、首の後ろ部分を濡れたタオルやうちわであおぎ、体の中の熱を放出させてください。保冷剤などがあれば、そちらで冷やせるのがベストです。

水分を補給する

汗が大量に出ている場合は、脱水症状にならないために水分を補給してください。ただし、水だけを補給した場合はけいれんを起こしてしまう場合があるので、なるべく塩分の入った飲料を摂取することをお勧めします。ポカリスウェットなどのスポーツドリンクや、塩分チャージといった塩分補給に特化した飴のようなものもあるので、暑い日の外出時にはできるだけ常備して頂けたらと思います。

ただし、この時点で意識障害のある方に無理やり水分を摂取させようとすると、誤嚥(ごえん:気管に異物が通ってしまうこと)してしまう可能性があるので、もしもそうなってしまった場合はすぐに救急車を呼んでください。

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熱中症になってしまったら…?

ならないようにしていても、病気というのはどうしてもなってしまうもの。熱中症になってしまった場合の応急処置の方法をご紹介します。

熱中症の対策は症状ごとに異なるため、どのような症状に対する処置をするのかをまずはご確認ください。(前回の記事http://care-send.com/archives/213で症状ごとの特徴をご紹介しております。)

熱失神

めまいや一時的な失神がみられる熱失神の状態は、脳に血液が回りにくい状態になっています。その場合は足を頭より高くし、涼しい場所で体を休ませましょう。

熱けいれん

筋肉のけいれんや筋肉痛を訴えている状態の熱けいれんは、塩分不足によって生じている症状です。そこでこの場合はの応急処置としては、塩分の補給が望ましいです。先ほど紹介したポカリスウェットなどのスポーツドリンクや、塩分チャージといった塩分補給に特化した飴のようなものでも構いません。割合としては1リットルの水に9gの食塩を入れた生理食塩水を摂取すればよいといわれています。

 

熱疲労

体だるさや嘔吐、頭痛を訴えることが主な症状の熱疲労は、重度の脱水症状が主な原因とされています。そこで、この場合も熱痙攣と同様に水分(塩分を含んだものが望ましい)を摂取するように努めて下さい。また、脳に血液が回りにくくなっているため、熱失神と同じように足を頭より高く保ち、涼しい場所で体を休ませて下さい。

 

熱射病

体温が高くふらついてきたり、意識障害や、呼びかけや刺激に対する反応がよくなくなってきたら、熱射病が疑われます。他の三つに比べて、熱射病は命に危険のある重症の熱中症です。早急にやることとしては、まず体内の熱の放出です。大きな動脈がある脇や股関節、首の後ろ部分などを中心にとにかく冷やし、すぐに救急車を呼んでください。

救急車が到着するまでの間も体温を下げることにとにかく専念し、救急隊員の指示に従ってください。

 

<マメ知識>

乳幼児や高齢者の場合、脱水症状になっていても体が反応していない場合があるため、想定よりも熱中症の重症度が高い場合があります。乳幼児や高齢者が真夏に少しでも体調を崩した場合は、油断せず自己判断では終わらせず、病院に連れていくようにしましょう。

 

まとめ

熱中症について二回にわたってまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか。ただやみくもに休ませればよいわけでもなければ、とにかく水分を取らせればよいわけでもない熱中症。

基礎知識の周知があまりなされていないため、毎年多くの救急搬送車が続出してしまうのかもしれません。

軽く見ていると命の危険にかかわる大きな事態となってしまう事も予想される熱中症。この記事をお読みになった皆さんは、ぜひ頭のどこかに記憶を残していただき、いざというときはご自身の大切な家族や、助けを求めている人に手を差し伸べて下さるといいなと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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