9/5、日本航空の旅客機が離陸の際にエンジン部分に鳥を吸い込み、エンジントラブルが起きました。

国土交通省などによりますと、羽田発ニューヨーク行きの日本航空6便のボーイング777型機で、左側のエンジンから火が見えたとのことです。

日本航空によりますと、離陸の際に鳥を吸い込み、エンジントラブルが発生したとみられるということです。旅客機は現在、羽田空港に引き返していて、消防によりますと、正午すぎに緊急着陸しました。

この旅客機には乗客乗員233人が乗っているということですが、けが人がいるかどうかなどはわかっていません。

 

さて、今回のこの記事ではエンジントラブル発生時、どのような対応をするのかを書いていきます。

スポンサードリンク

 

 

飛行機のエンジントラブル発生時の対応は?JAL機が緊急着陸!

jal

旅客や貨物を輸送する飛行機は、万が一の場合にエンジンが故障しても、安全にフライトを続けることができるような設計になっています。

離陸中は勿論ですが、例えば太平洋の真ん中で突然エンジンが故障してしまっても、安全なフライトを行えるように、状況に応じた警報表示や操作方法が設定されているのです。

 

エンジン故障の代表例としてはフレームアウトドリフトダウンの2つがあります。

この2つの場合の操作について確認してみます。

 

フレームアウトというのは、連続して燃焼すべきエンジンの燃焼室内の炎が消えてしまうことにより、エンジンが停止する現象です。

これにより、排気ガス温度計や回転計などのエンジン計器の値が急激に下がり、エンジン駆動のための発電機や油圧ポンプも停止することになります。

 

エンジン制御装置や燃料ポンプなどの故障が主な原因ですが、火山灰を吸い込むことでフレームアウトが発生したという事例もあります。

エンジンが故障した際の緊急操作としては、まずは再スタートを試みます。

しかし、高度を高く維持してフライトしている場合には、残りのエンジンのパワーだけで巡航速度を維持することができず、失速することもあります。

 

よって、まずは残りのエンジンを最大出力にセットし、すみやかに安定したフライトができる高度にまで降下することが必要です。

この降下がドリフトダウンです。

 

ドリフトダウン時の速度設定は、状況により臨機応変に対応します。

できるだけ飛距離を長く稼ぐためにも、降下角が最小となる速度をとるのが一般的ですが、状況によって、エンジンの再スタートが容易になるように一定速度を保って降下することがあります。

 

また、ETOPSを適用しているフライトの場合などは、所定時間内(180分以内、など)に緊急着陸できるよう、最大運用速度に近い速度で降下します。

スポンサードリンク

 

 

鳥を吸い込んだエンジントラブルの場合は?

flyght

さて、今回発生したような鳥を吸い込んでしまい発生したエンジントラブルの場合の対処はどうするのでしょうか。

今回の対処は、離陸してすぐにエンジントラブルが発生しましたが、火も出てしまったため緊急着陸をするとのことです。

しかしそのまま墜落ではなく、旋回して離陸した空港に緊急着陸します。

 

今回のようなエンジントラブルが起きてしまっても、緊急着陸のための飛行はできるとのことです。

スポンサードリンク