正距方位図法の使用方法がいまネットを騒がせています。その原因は本日のフジテレビの報道内容によるもの。

 

北朝鮮のミサイルの軌道について正距方位図法を用いた説明の際にどうやら縮尺など用法の違う手段で説明を行ってしまったようで、世の識者たちからご指摘の意見が多く上がっているようです。

 

今回はそんな話題の正距方位図法について、詳しくまとめていきます。


【本日のフジテレビ放送画面】


 

さて、どうやらこれらの説明が、識者の方々からすると、やらかしちゃってるらしいです!

それでは彼らの力も借りながら、全力で解説していきましょう!!

 


<目次>

・正距方位図法を力を合わせて簡単に説明

・正距方位図法が使われるシーンって?

・正距方位図法は受験で出る?

・みんなの反応

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正距方位図法を力を合わせて簡単に説明

文系の著者からするとはじめましての言葉、「正距方位図法」。

日本の世の中の文系と理系の方の人数比は。【文系:理系 7:3】らしいので、この解説はきっと多くの世の中の皆さんのお役に立てるであろうことを願って、進めていきたいと思います!

 

まず超簡単に説明すると、正距方位図法とは、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうではなくて

 

 

 

 

 

 

 

 

こう!!!

わかりづらいと思いますが・・・お分かりいただけましたかね?

 

 

「図の中心においた場所から他の場所を結ぶ直線で正確な方位と距離を求められるものが、正距方位図法といいます!」

 

今回問題になったのは、正確な方位と距離を求めるのに適しているこの正距方位図法ではなく、

丸い地球を一目見て世界の大陸の角度などがわかる、メルカトル図法を用いられて報道されていたという点です。

 

角度がわかる=方位や距離ではなく、大陸の形がわかる・・・といった具合なので、航海などで活躍するとのことで海図に用いられます。

 

まーるい地球を無理やり一直線にしたので、地球の丸みは無視されます。

 

現実の地球は丸いですから・・・、

 

このメルカトル図法を用いてミサイルの軌道を表すと間違った距離と方位になるということです。

 

・・・これだけの説明で終わらせると、多方面からのご意見や訂正の声をいただいてしまうので、ここからは改めて、ちゃんとして説明をさせていただきたいと思います。

 

ネットで調べて、自身の学生時代の学びも振り返りながらまとめたところ、

 


 

地球は球体です。

球体のものを一目で裏側まで見て認識できるようにしたいということで確立された方法がこのメルカトル図法。図の性質と作成方法から別名、正角円筒図法とも呼ばれています。

昔の船乗りのための海図・航路用地図として使われていたのが起源で、メルカトルという人物が発案者というわけではなく、ドイツのエアハルト・エッツラウプが1511年に作成した地図で既に使用は開始されていた様子。

 

投影法としては球形である地球を、円筒(丸い球ではなくリレーのバトンのような筒状)に投影(筒を横から見た形)し、

地軸と円筒の芯を一致させ、経線は平行直線に、緯線は経線に直交する平行直線になるように表されています。

もともと丸い地球を四角い形にはめ込むように変形するのですから、本物と同じ大陸の面積、国同士の距離を表すには、横方向・縦方向の拡大率を一致させる必要があります。

横の緯線はすべて赤道と同じ長さになるので、高緯度地方(地球の端)に向かうにつれて実際の長さ(地球儀上の長さ)より横方向に拡大されます。

それに応じて縦方向(経線方向)にも拡大させるので、高緯度(地球の端)に向かうにつれ距離や面積が拡大されることになります。

 

上記はメルカトル図法に関する説明になります。

 

 

いかがでしょうか?

 

 

正距方位図法自体の説明はこのような感じで終わらせていただきます。

 

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正距方位図法が使われるシーンって?

 

先ほども少し触れましたが、正距方位図法が使われる主なシーンとしては、飛行機での最短のルートや東西南北の方位を知るために優れています。

また、極地方(北極・南極)の地図として用いられます。

皆さんがニュースなどでよく目にする地図は、殆どがメルカトル図法なのです。

たとえば、世界の出生率!や金メダル取得数!など、【距離や方位】など全く関係ない内容で、メルカトル図法の世界地図を用いて報道するなら見やすくていいと思います。

ただ、今回のように【ミサイルが~kmでどういった軌道で・・・】という話になると、我々は日本にくるのか!こないのか!こないんかい!っていうのが気になるので、正しく距離と方位がわかる正距方位図法を用いるべきだと思います。(もちろん色々な識者様の記事や発言を拝見してでの考えです。)

~マメ知識~

航海の海図として活躍していたメルカトル図法。

パイレーツオブカリビアンのようなあの頃(フィクションですが)の船は、主に方位磁石を頼りにして航海を進めていました。

海の真ん中では陸地という目標もないし、太陽や月や星を目標にしようにもそれらは動きます。

そんな時に頼りになる唯一の存在が羅針盤(方位磁石)です。

 

(方位磁石)

 

これがあれば、方角だけは海のど真ん中でも常に分かります。船を目的地に最短距離で真っ直ぐに進めることは難しいですが、目的にたどり着くことは可能ですからね。

この方位磁石と一緒に使われていたのが、メルカトル図法の地図なのです!

(こんな感じのものです)

 

みんなの反応

地軸と円筒の芯を一致させ投影するため経線は平行直線に緯線は経線

に直交する平行直線になっています

 

最後に

 

いかがでしたでしょうか。

正距方位図法というものを初めて聞いた筆者なのですが、ご意見の中には義務教育で習わなかったのかの声が・・・

やはりこのような形で必要となるから、義務教育では様々な、今となっては雑学と言えてしまうようなことも習わされるのですね!

今回は大いに学びになりました。

 

みなさん、最後までお読みくださり、お付き合い下さり、ありがとうございました。

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