2004年に公開された映画「誰も知らない」主演は柳楽優弥(本作品がデビュー作で初主演、当時14歳)、ほかの出演者はYOUや北浦愛や清水萌々子など。

この映画は実話「巣鴨子供置き去り事件」が題材となっており、実に事件に忠実に再現されており、作品の完成度も高く、カンヌ国際映画祭では主演の柳楽優弥が主演男優賞を取っている日本でも有名な作品です。

 

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映画「誰も知らない」


2004年公開のこの作品は撮影に一年をかけ、編集に一年、総計二年の月日を経て完成された日本の映画監督、テレビドキュメンタリー作家の是枝裕和監督による作品です。

主演男優賞やキネマ旬報、フランダース国際映画祭で最優秀作品賞を受賞した日本屈指の有名映画です。

 

今でいう典型的な母子家庭でのネグレクトが題材にされた内容。子育てができない母親と、自分たちの存在を世間に知れらていない、いけないという5人の子供たちの衝撃的な生活が141分間にわたって映されています。


 

あらすじとしては、YOU演じる母親は、父親とは別居で自分と息子一人2人だけといって、町に引っ越してきます。

ですが実際のところは父親はおらず、他に4人もの兄妹を抱えながら生活をしています。まさに誰も知らない状態で生活していました。

その生活は見るに堪えないもので、食事はコンビニの賞味期限切れのものを持ってっきたり、時には万引きを働いたり…ただひたすらに日々を生きながらえています。

そんな中、ある日母親は恋人を作り、子供たちの子育てを完全に放棄し、失踪します。

そこからは長男が一家を切り盛りしていくことになりますが、長男は当時14歳。残された子供たちの生活と、衝撃のラスト30分が待っている、ノンフィクション映画です。

 


レビューには涙なしには見られないといった声、監督のあたたかいまなざしと、慈悲が感じられる作品、ラストが近づくにつれて募る焦燥感と無念さに苦しくなるといった声がある、悲劇映画となっています。

また、先ほども書きましたが、主演の子役柳楽優弥氏が、この作品で日本人として初めてカンヌ国際映画祭の最優秀主演男優賞を得たことでも有名な作品です。

 

巣鴨子供置き去り事件

 

この映画の題材となったのが実在する事件、巣鴨子供置き去り事件です。


 

【実際の巣鴨子供置き去り事件内容】

 

〇子供たち全員が出生届を出されておらず、この世に存在しない子供として育てられる。

〇母親は第五子が生まれた翌年に恋人と同居するために家を出て、長男に月数万円の生活費を送金し、たまに生活を見に来る程度の、典型的な誰も知らない育児放棄状態。

〇それから二年後、大家の通報でこの状況が警察に知られ、事件が発覚。しかしのその時はすでに三女(当時2歳)は死亡しており、その死体も兄弟で河川敷に息していたことがその後発覚。

〇警察の事情聴衆から様々な状況が明らかになり、その状況がテレビで報道されると、母親が自主。

〇母親は保護責任者遺棄致死の罪で逮捕・起訴され、「懲役3年、執行猶予4年」の有罪判決を受ける。

〇長男は三女の死にかかわっていたとされ、傷害致死ならびに死体遺棄で東京家庭裁判所に送致されるが、状況を考慮され、養護施設に送られる。

〇その後は、長女と次女は母親に引き取られたが、長男に関しては消息が不明なままである。

 


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映画は一般公開のために巣鴨子供置き去り事件の事実を一部変えて再現されているため、表現は柔らかくなっているところも。

しかし実際の事件は非常なもので、当時は巣鴨子供置き去り事件は児童虐待のニュースとして大きく取り上げられた事件でした。

 

この事件をモチーフに作られた曲に、「青い部屋 」というものがあります。作詞作曲は大森靖子。

柳楽優弥

 

今は人気漫画「銀魂」の実写化で出演し話題を呼んでいる柳楽優弥さん。そんな彼のプロフィールを見ていきたいと思います!

名前:  (スターダストプロモーション所属)

生年月日: 1990年3月26日

年齢: 27歳

出身: 東大和市

妻: 豊田エリー

経歴: 

2012年  蜷川幸雄演出の『海辺のカフカ』で初舞台。主人公田村カフカ役

2014年 福田雄一監督・脚本の『アオイホノオ』で連続ドラマ初主演

2015年 主演映画『合葬』が第39回モントリオール世界映画祭のワールド・コンペティション部門に正式出品される

2016年 主演映画『ディストラクション・ベイビーズ』で、第90回キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞などを受賞

2017年 NHK『おんな城主 直虎』で大河ドラマ初出演

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是枝裕和

名前: 是枝裕和(コレエダヒロカズ)

生年月日: 1962年6月6日

年齢:  55歳

出身:

経歴:

〇2005年より立命館大学産業社会学部客員教授

〇2013年2月現在、BPOにおける放送倫理検証委員会の委員

〇2014年4月より、早稲田大学理工学術院教授に就任

 

主な代表作品:

 

〇幻の光(1995年)

〇ワンダフルライフ(1999年)

〇DISTANCE(2001年)

〇誰も知らない(2004年)

〇花よりもなほ(2006年)

〇歩いても 歩いても(2008年)

〇大丈夫であるように -Cocco 終らない旅-(2008年) – 2015年に再上映[9]

〇空気人形(2009年)

〇奇跡(2011年)

〇そして父になる(2013年)[10]

〇海街diary(2015年)

〇海よりもまだ深く(2016年)[11]

〇三度目の殺人(2017年)

 

日本のヒューマンドラマの大御所といったところでしょうか。彼の表現やセンスには日本のみならず世界的にも定評があります。

 

 

 

いかがでいたでしょうか。

最後までお読み下さりありがとうございました。