nhkのeテレで、子供向け教育番組「昔話法廷」という番組があります。(本日再放送が行われ、話題となっています。)

内容は日本に伝わる昔話やグリム童話が実際に起こった場合、その話の中の出来事はどのように裁判で裁かれるのかというのを実際に検証してみるといったものです。

オオカミと三匹の子豚の場合、登場人物は「オオカミの母親」と豚の「長男」と「次男」、それから検察官と裁判員と弁護人の五人です。全部で15分という短編フィクション動画となっています。

今回はその中で人気のある童話、白雪姫についてまとめていきたいと思います。

白雪姫


<白雪姫あらすじ>

ある国に白雪姫というとてもかわいい王女がいました。彼女には継母がおり、継母は自身の容貌に対する自信があり、秘蔵している魔法の鏡に毎日「世界で一番美しいのはだれ?」と問い、「はい、それは王妃様です。」と鏡が返事をするというやり取りを日々繰り返し、充実感を得ていました。

しかしある日女王が鏡に「世界で一番美しいのはだれ?」と問うと、「それは白雪姫様です」と答えが返ってきました。

これに腹を立てた女王は、猟師に白雪姫を殺害するよう命じますが、猟師は白雪姫を不憫に思い、殺さず森の奥へ逃げろと伝えました。

それから白雪姫は荒れた森を抜けたところに見つけた7人の小人たちが住んでいる小屋にたどり着きます。そこで愉快に生活を送っていきます。

時を同じくしある日継母が鏡にあの質問をしたところ、鏡が白雪姫と答えたため、白雪姫の存命がばれてしまいます。

その後継母は魔法を使い、老婆に化け、未遂を含め三度にわたってとうとう自らの手で白雪姫を殺めます。

小人たちが白雪姫の亡骸を棺に入れて悲しみに暮れていると、そこを白馬に乗っよその国の王子が通りかかり、その白雪姫の美しさに、白雪姫を引き取ると言い出します。

その際に家来の一人が桶に躓き、その拍子に白雪姫ののどに引っかかっていたりんごのかけらが出てきます。

そこで蘇生した白雪姫は王子に連れられ、よその国の王女となりました。

継母は、二人の披露宴で真っ赤に焼けた鉄の靴を履かされ、死ぬまで踊らされました。


(ストーリーを改めて調べてみると私の知っている白雪姫の話とは異なり、実際はもっと残酷なのだと知ったのは私だけでしょうか・・・?)

 

この白雪姫の物語では、

 

・検察官 霧島翔 ‐ 山本裕典

・弁護人 藤豊彦 ‐ 堀内正美

・裁判員 大平まみ ‐ 工藤綾乃

・被告人 王妃 ‐ 真行寺君枝

・検察側小人 白雪姫 ‐ 小林涼子

・検察側証人 狩人 ‐ 苅谷俊介

 

の六人が登場人物となり、裁判が進められていきます。

裁判の争点は王妃の殺人未遂です。

しかし王妃は検察側の主張に対し、

「まるでちがいます! わたくしは、白雪姫に会いにいってなんかいません!」と主張します。

 

そしてもう一つ、

 

 白雪姫に毒りんごを食べさせたのは本当に王妃だったのか

 

という問題。

当時王妃は体ごと変わっていたためりんごについた指紋での検証ができないということと、検察側の証拠として王妃のネット検索履歴に「おいしいりんご」というワードがあったことから、話はもつれていきます。

 

果たしてこの裁判の判決はどうなるのでしょうか・・・?

ぜひ結末は実際に再放送の昔話法廷をご覧になって確かめてみてください。

 

 

オオカミと三匹の子豚

次はこちらも非常に有名な童話、オオカミと三匹のこぶたの裁判です。

 

 

 

まずはあらすじからおさらいしましょう。

 


<あらすじ>

あるところに三匹の子豚とそのお母さん豚がいました。お母さん豚は、三匹の子豚たちを自活させるために、外の世界に出しました。

一番目の子豚は藁で家を作りました。しかし素の子豚を仕留めようとオオカミがやってきて、その家の藁を吹き飛ばし、子豚は食べられてしまいます。

二番目の子豚は木の枝で家を建てますが、一番目の子豚同様に家を壊され、オオカミの餌食となってしまいます。

三番目の子豚は煉瓦で丈夫な家を作りました。この家も壊そうとオオカミは試みますが、煉瓦の家はなかなか壊れません。

三番目の子豚を外のださせようとオオカミは何とか施行錯誤しますが、三番目の子豚は賢く、なかなか外には出てきません。

そこでオオカミは屋根にある煙突から中に侵入しようと試みますが、裏をかいた三番目の子豚は煙突の下に煮えたぎった鍋を用意しておき、オオカミをそこで湯で殺し、オオカミを食べてしまいます。


(こちらも原作は想像以上に残酷な内容ですね・・・)

 

この物語の裁判の登場人物は、

 

・検察官 ‐ 相田智子 (木南晴夏)

・弁護人 ‐ 山西ハジメ (加藤虎之介)

・裁判員 ‐ 広瀬千明 (小之風花)

・被告人 ‐ トン三郎 (声:下田翔大)

・検察側証人 ‐ オオカミの母親 (声:坂本千夏)

・弁護側証人 ‐ トン一郎 (声:前田航基)

 

となっております。

 

この裁判の争点は、三番目の子豚のオオカミ殺害は、「正当防衛であるかどうか」というところにあります。

被告人の三番目の子豚は、自身の身を守るための正当防衛だと主張しますが、殺害に使用された鍋が事件から3日前に購入されたことから、「計画的な犯行」と検察側に追及されます。

事件発生時に家の外を通りかかったオオカミの母親が家の中の机の上に「オオカミの殺し方」という本が置いてあったという証言や、当時の三番目の子豚の切迫した状況での精神的要因などを考慮すると、この裁判もまた難航していきいます。

裁判の判決は、どうなるのでしょうか・・・

こちらも再放送をご覧いただければと思います。

 

 

新しいシリーズ

この昔話法廷は人気があり、再放送と続編が決定しました。その放送が本日9月30日であったため、今昔話法廷が話題になっているようですね。

第二弾は「ヘンゼルとグレーテル」「さるかに合戦」が収録されました。

これがそのキャスティングです。

 

学校教育にも使われている

この昔話法廷は、新しい視点からの昔話に対する取り組みができるとして、教育現場にも盛んに取り入れられているようです。

実際にHPには教員向けのページと子供向けのぺージが用意されており、それぞれ仕様が異なっています。

そしてこの昔話法廷は書籍化もされており、お手ごろな価格で他に入るようになっています。

 

皆さんもこれを機に、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

(筆者は書いていて非常に興味がわいてきたので、動画をすべて見てしまいました。)

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。