犯罪が帳消しに!?-イマ話題の恩赦とは!?

今年6月に決定した平成天皇の退位を受けて、昨日12日に平成に入って四度目の恩赦の実施が検討開始されたことがわかりました。

1分で分かる恩赦制度

恩赦とは、罪を犯し刑に伏せていた人が、天皇に関連するおめでたい節目に特別にその罪を帳消し(※1)にしてもらえる制度の事。

誤判の救済や、社会や情勢の変化による判決の適合性の変化受刑者の事後の様子などに応じて決定されるのがこの恩赦制度。

恩赦の前例は?

直近の恩赦の前例は、平成元年昭和天皇の大喪の礼、平成2年平成天皇即位の礼、平成5年皇太子殿下ご成婚記念の際の恩赦があります。そうなると今回は実に14年ぶりということですね。

1968年に「明治100年記念」というものがありましたが、天皇陛下在位○年記念、建国○年記念、というのは、基本はあまり起きるわけではないようです。

恩赦になる可能性のある対象者は?

昭和天皇大喪の際には複数回実施された恩赦でしたが、内容は軽微な罪に限られていました。しかし大戦後などには殺人犯でも恩赦適用になったケースもありました。

実際に今回の恩赦でどのような人が対象になるかはわかりませんが、もし殺人犯なども対象になるとしたら、今の日本の社会の中で生きていけるのかという懸念もあるようです。

 

恩赦の種類

大赦  有罪の言渡しを受けた者についてはその言渡しは効力を失い、有罪の言渡しを受けていない者については公訴権が消滅する。大赦を受けた時点で釈放される。事件について捜査中のものは捜査を中断される。

特赦  有罪の言渡しを受けた特定の者について、有罪の言渡しの効力を失わせるもの。特赦の時点で有罪の判決を受けていない者に対しては効力がない。

減刑  刑が軽い種類のものに変更されたり、懲役刑等の期間の短縮が行われる。また、執行猶予期間中の者については、猶予の期間を短縮することもできる。

刑の執行の免除  刑の言渡しの効力がなくなるわけではなく、単に刑の執行が免除されるにとどまる。(前科は残る)

復権  刑の言渡しを受けたことに伴い資格喪失又は資格停止された者について、政令により「一般復権」又は特定の者につき個別に「特別復権」資格を回復させるもの。ただし、刑の執行を終わらない者、執行の免除を得ない者については、行わない。例えば選挙違反による公民権停止などは過去復権の対象になったことがある。

 

 

海外にも存在する日本とはまた違う恩赦

これまでの説明通り、恩赦には様々な性格がありますが、海外にもこうした制度があります。

日本のように王室がない国家では大統領による恩赦法での恩赦が行われますが、こうしたある意味「誰かの意図」で行われる「恩赦」は、恣意的(個人の感情が入ったり)なものと見られがちで、社会に不公平感を与えることが広く知られています。

実際にフランスでは恩赦を使いすぎて廃止になったそうです…(やりすぎは注意ですネ。)

 

ネットの反応

こんな感じに自分ごとに置き換えて捉えている人もいれば

こんな感じのご意見を持たれる方もいるようで。

 

最後に

このように、人によってとらえ方の異なる恩赦制度。頻度が多くないせいか、話題性があるようですね。SNSもまだしばらくは熱を持つことでしょう。

今後の動きが気になりますね!

最後までお読み頂きありがとうございました。