ノーベル賞を見事受賞した、京都大の本庶佑(ほんじょ たすく)特別教授。

いったいどんな研究結果が認められたというのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

画像出典:時事ドットコム

 

それは、現在の医学においても難しいがん治療。

今までは副作用の大きい抗ガン治療が一般的でした。

本庶佑特別教授は、比較的副作用の少ないガン治療薬、オプジーボを実用化しました。

今回は、オプジーボについて迫ってみたいと思います。

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ノーベル賞とは?

その前に、そもそもノーベル賞とは何だかご存知ですか?

受賞すると、ものすごいことなんだ!という事は伝わってきますよね。

 

ノーベル賞とは…

人類にとって、有益である研究活動をしてきた方に贈る賞になります。

世界のなかで最も価値があるとも言われる賞なのです。

 

2008年には日本人研究者が4人も選ばれたことで、話題となりました。

 

ノーベル賞にはいくつかの種類があります。

物理学賞

化学賞

生理学・医学賞

文学賞

平和賞

経済学賞

の計6つの部門からなります。

 

毎年1回、各部門に3人まで賞が贈られるシステムです。

 

受賞者をどのように選定しているのかは明らかになっていません。

中には、何十年も前の研究に対して贈られたりすることも。

 

今年に目立った人がいない場合ということですかね…

 

そして、まったくの無名の人にも贈られる場合があるそうです。

ある日突然、電話がかかってくるかもしれませんね!

 

12月に授賞式が行われますが、賞金はなんと

 

1億円!!!

 

ただし、受賞人数が2人以上の場合は山分けです。

 

6部門あるわけですから、6億円を毎年用意しているという計算になります。

 

 

ノーベル賞で注目されたオプジーボとは?

それでは、今回贈られたノーベル医学・生理学賞は、がん免疫治療薬

 

「オプジーボ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

画像出典:朝日新聞デジタル

 

に着目しています。

 

このオプジーボとは何が一体すごいというのでしょうか?

 

その前に、ガンが増殖する仕組みを簡単にお伝えします。

 

免疫細胞とがん細胞は日々戦っています。

 

そして、がん細胞は免疫細胞の攻撃能力のスイッチをオフにしてしまう

ことがわかりました。

 

その為、がん細胞が増殖してしまうということです。

 

 

今回、そのスイッチをオフにしてしまうタンパク質を本庶教授が発見しました。

それが

PD-1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

画像出典:分子標的薬

 

 

このPD-1の働きに注目し、スイッチをオンにするような薬の開発を進めた結果、

オプジーボが誕生したのです。

 

 

今までのがん治療に用いられてきた方法とは

 

手術

放射線療法

化学療法

の3本立てが主流でした。

 

これらの方法は、直接ガンをやっつける治療法でした。

 

ただ、患者の負担が大きいのも否めません。

 

そこで、本庶教授の開発したオプジーボが第四の治療薬として注目を集めることに。

 

オプジーボは、ブレーキを外し、免疫力を回復させ、さらにがん細胞の攻撃を助けてくれる

画期的な治療薬なのです。

 

つまり、人間が本来持っている免疫力を利用したうえで、ガンを根治してくれるというもの。

ただ、費用はまだまだ高額です。

一回の投与で100万円前後と言われています。

 

ですが、自己免疫を高めるので、ガンの再発は低く、さらに再発したとしても攻撃することを

覚えていてくれるので、再び攻撃開始してくれるのだそうです。

 

まさに夢の薬ですね!

 

例えば、抗ガン治療の場合、薬剤耐性がついてしまったりしますが、

オプジーボに関しては、8年くらい経つ今もまだ再発の報告がされていないとか。

 

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オプジーボはどのガンに効果がある?

オプジーボは残念ながら、現段階では全てのガンに効果があるわけではないようです。

 

始めは、皮膚がんに効果があるとされてきました。

 

現在研究が進み、効果があるがんの種類も増えてきています。

肺がん

胃がん

腎臓がん

等です。

 

今後、あらゆるガンにも対応できると言われていますので、

期待したいところです。

 

オプジーボの副作用とは?

副作用が比較的少ないと言われる、オプジーボですが、

やはり薬ですので、副作用は起きてしまうことがあるようです。

 

間質性肺疾患

重症筋無力症

筋炎

大腸炎

重度の下痢

糖尿病

肝機能障害

肝炎

甲状腺機能障害

神経障害

腎障害

副腎障害

脳炎

重度の皮膚障害

静脈血栓塞栓症

が薬剤注入に伴う反応とされています。

 

そして、皮膚障害やブドウ膜炎なども報告されています。

 

夢のような新薬オプジーボですが、その人によって効果はまだ様々。

実際に効果があるのは、20%~30%と言われています。

 

今後ますます研究が進み効果が高まるといいですね!

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