国道、と名前がついているからには「きちんと整備された、走りやすそうな道路」というイメージが少なからずあるものですが、中には走りやすいどころか「大丈夫なのかこの道!?」というトンデモない道路が存在するようです。

人はこれを「酷道」と呼ぶそうですが、今話題の酷道157号とはいったいどんな道なのでしょうか。

酷道157号の道のり

酷道157号線は福井県と岐阜県を結ぶ道路です。

まずこの酷道の入り口で「大型車通行不能」の看板が出てきます。この時点で少し嫌な予感がします。

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入り口からしばらくは制限速度40キロでセンターラインもあり、さほど問題のない幅員で道は続いていきますが、しばらくするとところどころセンターラインが消えたり、幅員が減少しはじめ、「落石注意」の看板も出現するようになります。

この全長200キロの道のりの中で特にクレイジーな部分が「温水峠」なる峠で、年の半分が通行できなくなるほどの豪雪地帯。道路は整備されているのか疑わしくなる荒れっぷり、雪の重みで曲がった標識やガードレールもあります。

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次のクレイジーポイントは通称「洗い流し」と言われるポイントで、川が道路を横断して流れているのです。つまり自分の車は川の流れの中を進行することになります。

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また、野生のクマやその他の野生動物もしばしば出現するようで、野生動物にも十分な注意が必要です。

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一躍有名となった「落ちたら死ぬ!看板」

酷道157号を一躍有名にしたのは、岐阜県本巣市能郷~黒津の区間で、幅員は車一台分しかない部分です。

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ノーガードレール、狭路、連続カーブ、最悪の見通し、すぐそばは崖、落石注意の看板などありとあらゆる悪路の条件を詰め込んだ区間で、かつてたくさんの車が崖に転落し死亡事故が多発したため、「落ちたら死ぬ!」という物騒な看板が取り付けられたのです。

 

上記のように、とてもマトモな道路とは言い難い、まさに「酷道」157号。

それでも通行してみたい!というチャレンジ精神旺盛なあなたは、道路状況を詳しくチェックし万全の状態で臨んでください。くれぐれも落ちないように!