脳波で操作するヘッドセット!?

脳波を読み取ること人の『考え』を読み取る装置を開発するNeurableが、新しい開発キットを発表しました。
HTC製VRヘッドセットであるVive向けの開発キットです。
この装置は頭で考えるだけで画面内の操作をすることができるという優れものです。
VRが普及し始めたこともあり、ゲームなどのコンテンツに新しい選択肢を与えるものとなりそうです。
そもそもNeurableって?

画像出典:http://bciovereeg.blogspot.jp/2016/08/neurable-looking-for-inspired-minds-to.html
Neurableはボストンに拠点を置く企業です。
この会社は人の脳がどのように活動しているかを測定し、そのデータを次世代コンピューティングプラットフォームを作ることを目標としています。
創業者兼CEOのRamses Alcaideは「あなたは何もする必要がありません。潜在意識に反応するんです。本当にクールな体験です」と語っています。
Neurableは去年の末に約2.2億円の資金を調達しました。
しかしNeurableが開発する製品はまだまだ駆け出し段階で、今度の成長を見定めるとこができません。
Neurableが発表したハードウェアとソフトウェア開発キットについて

Neurableは脳波センサーを装着できるハードウェアと、ゲーム開発に使うことがかもうなソフトウェア開発キットを発表しました。
脳波を感知する装置と、VRを組み合わせることによって手で持つコントローラは必要ないくらいです。
画面にメニューを表示させたりメニューを見るのも、考えるだけで良いのだとか。
リモコンコントローラを使ってゲームをする場合にはちょっぴり注意が必要だそうです。
VRの搭載したヘッドセットのため、手に持ったコントローラを落としてしまうと周りが見えないために結局一度ヘッドセットを外して拾わなければなりません。
これはなかなか不便なので、実際に使うときにはコントローラを落とさないようにしたいところですね。
Neurableは新アルゴリズムを開発中?

最後に、現在Neurableは新アルゴリズムを開発中であるとのことです。
独自の機械学習プラットフォームを用いて脳波を操作へ変化させるものです。
世界的にもよく使われているゲーム開発エンジンの『Unity』に対応したSDKを提供することで、ゲームの中でも脳波を使えるようにする予定だそう。
今後のゲーム界が大きく変わってくるのではないでしょうか。
楽しみですね。
