2017年9月、千代田区有楽町一丁目にて進行している「新日比谷プロジェクト」の仮称を改め「東京ミッドタウン日比谷」としました。
竣工は2018年2月1日で、ほぼその2か月後となる3月29日にグランドオープンを迎えます。
「ミッドタウン」というと、赤坂にある「東京ミッドタウン」が思い浮かびますが、この東京ミッドタウン日比谷はいったいどんな場所になるのでしょうか。
今回はこの「東京ミッドタウン日比谷」に入る予定のテナント/オフィスなどについてまとめました。
東京ミッドタウン日比谷とは?
東京ミッドタウン日比谷は、日比谷公園のほど近くに建設される予定の商業・オフィス複合施設です。
低層階は商業施設、高層部はオフィスとなり、地上35階建てとなる予定です。
日比谷に隣接する地域には銀座や有楽町があるため、今まで以上に人気のエリアになると予想されています。
日比谷公園という、都内でも有数の「緑」がある地域であることを意識し、施設6階には「日比谷テラス(仮)」、日比谷公園を眼下に望むレストラン・カフェが入るといいます。
東京ミッドタウンに入るテナント
東京ミッドタウン日比谷の建設予定地付近には「日比谷公会堂」や「東京宝塚劇場」、さらには「鹿鳴館」「帝国ホテル」といった施設があり、非常に多くの芸能・文化が根付いているエリアです。
そのため、この東京ミッドタウン日比谷は周辺の伝統や文化も意識したつくりになっています。
東京ミッドタウン日比谷には60店舗のテナントが入る予定になっています。
中でも日本初出店の店舗が5店舗、商業施設に初出店の店舗が14店舗、今までにない新たな業態の店舗が22店舗と、話題性も抜群になっています。
日本初出店となる店でまず大きな注目を集めているのが「レクサス(仮)」。
トヨタ自動車のハイエンドモデル「レクサス」を試乗体験できる施設がメインですが、ここにブティック・カフェが併設されており、レクサスの車両を眺めながらコーヒーを飲んだりできる施設となる模様です。
次に注目なのが日本初上陸のレストラン「Buvette」。
ニューヨークで「街の小食堂」として絶大な人気を誇っているレストランがついに日本にやってきます。
女性オーナーシェフが織りなす独特の世界観とアンティーク調の店内が楽しめるといいます。
このほか、今パリで大人気の中山豊光シェフが手掛ける「RESTAURANT TOYO」も日本初出店。
フレンチであるものの懐石料理などの「東洋」の世界観も織り交ぜた唯一無二のフレンチが味わえるといいます。
商業施設で初出店となるテナントで注目されるのはboulangerie Bonheurというベーカリー。
クロワッサンから総菜パンまで全て手作りのパンを幅広く取り揃えています。
ファッションではwell-made by MAIDENS SHOPという人気セレクトショップが商業施設初出店。
このセレクトショップは東京・神宮前で既に大人気のお店で、クラシカルなものから現代の流行を取り入れたものまでさまざま取り揃えられています。
変わったところではYellowKorner、STAR BAR。
YellowKornerは若手から著名作家まで幅広いラインナップのアートフォトを販売している、フランス発の人気ショップ。
STAR BARは希少なお酒と12mに及ぶ圧巻のカウンターをもつフラッグシップバーとなっています。
新業態でユニークなのはbillboard cafe&dining。
個室で最新の音楽機器を使用できたり、アーティストがライブを行ったりできる新感覚のカフェ&ダイニングになる予定です。
また、意外にも花屋として「DAIICHI-ENGEI」が入ります。
季節の花・緑を映像や音とともに提供するとしており、季節に応じたイベント・ワークショップも開催する新たな形態の花屋となっています。
このほか、隣接する東京宝塚ビルと一体運営することで全13スクリーン・3000席を構える超大型シネマ「TOHOシネマズ日比谷」も入ります。
まとめ
東京ミッドタウン日比谷は、レストランなど飲食店を中心に「今までにないような」ユニークで面白いテナントが多数出店するようです。
グランドオープンが2018年3月29日ということで、あと5ヶ月弱を楽しみに待ちたいですね。