風疹が流行し、アメリカでは妊婦に対し、日本への渡航を控えるよう自粛勧告しているといいます。

 

2013年にも風疹が流行し、予防接種の騒ぎが起こりましたが、

その時の対策は不十分だったといえるかもしれません。

 

今年、風疹が再流行したことで、日本でも風疹の予防接種対策を検討していましたが、

今回やっと無料接種が決まりました。

 

では、無料接種の対象者、いつからスタートするのかなど、お伝えします。

風疹とは?

 

 

 

 

 

 

画像出典:NIKKEI STYLE – 日本経済新聞

風疹とは、風疹ウィルスによって起きる、急性の発疹性感染症のことです。

 

風疹の特徴は…

流行する時期   春~初夏

潜伏期間     16日~18日

症状       発疹 発熱 リンパ節の腫れ

感染経路     飛沫感染

感染力が強い時期 発疹が出る一週間前~発疹後一週間の間

 

ウィルスに感染しても、症状が出ないまま免疫が出来るという方が

15~30%も存在しているとか。

 

一度風疹にかかると、生涯免疫は存在し再びかかることはないと言われています。

 

本来、1歳から9歳までに多く発症すると言われていましたが、

ここ最近では成人男性で発症するケースが増えています。

 

子供がかかる場合は、軽く終わることがほとんどですが、脳炎や他の合併症を引き起こすことも

あります。

 

大人の場合は、子供よりも長期間症状が残ります。

そして、関節痛が酷いことも指摘されています。

 

風疹は何故、妊婦に注意が必要?

 

 

 

 

 

 

 

画像出典:イラストAC

 

アメリカでも妊婦に対し、渡航自粛を促すほど危険視されている

風疹ですが、いったい何故妊婦は気を付けなければならないのでしょうか。

 

妊婦は、妊娠初期について、特に注意が必要とされています。

初期というのは、妊娠20週頃までのことです。

 

この期間に妊婦が風疹にかかってしまうと、胎児に影響を及ぼすことがわかっています。

 

具体的には、

難聴

心疾患

白内障

精神遅滞

 

などのリスクが高まるとされています。

先天性風疹症候群とも呼ばれています。

 

このような症状が起こる可能性については、妊婦が風疹にかかった時期によるのだとか。

 

妊娠12週までにかかってしまうと、さらに可能性が高くなることがわかっています。

 

風疹の予防接種については、妊娠中に受けることが出来ません。

成人女性の場合は、2回予防接種を受けることで、予防効果が高まります。

風疹の予防接種に朗報!3年無料になる男性対象者は?

 

 

 

 

 

 

 

画像出典:フォトライブラリー

 

今年の風疹の流行を受け、厚生労働省が動き出しました。

実は、今年風疹にかかる人の3分の2が30代~50代の男性だということが

わかっています。

 

そこで、厚生労働省は3年間の間無料で予防接種を受けられるようにしました。

 

具体的な対象者は…

抗体検査で免疫がないと判明した、39歳~56歳の男性です。

1962年4月2日~79年4月1日に生まれた男性は、1610万人も。

 

通常、風疹の予防接種は1歳と小学校入学前の2回接種となっています。

ですが、この期間の男性については、制度変更の影響で一度も受けていないのだとか。

 

まだ予防接種が済んでいないという方は、ぜひとも受けておいた方が良いですね。

 

風疹予防接種の3年無料はいつからスタート?

それでは、気になる風疹予防接種の3年無料はいつからスタートするのでしょうか?

 

それは、来春にもスタートということです。

終わりは、21年度末までになっています。

 

39歳から56歳の男性というと、平日昼間は職場にいる方がほとんどですよね。

今回厚労省はそこの部分にも配慮しています。

 

職場で抗体検査が受けられるよう、企業への協力も打診するとか。

抗体検査の費用はもちろん無料です。

 

そして、風疹の予防接種の時間帯についても夜間や休日に受けられるよう

に整備を進めるとしています。

 

これから、オリンピック、パラリンピックが控えています。

対象となる方は、来春早めに予防接種を受けておいた方が良いかもしれません。