人工知能同士が会話を始めた!?

米国時間の7月31日に掲載されたINDEPENDENT内の記事によれば、Facebookが研究している人工知能同士で会話をさせてみたところ、人間には理解のできないような独自の言語を勝手に作り出し、コミュニケーションを取り合ったそうです。
人工知能同士の会話などSF映画のような話ですが、技術はここまで進歩しています。
その人工知能が実際に行った会話は下のようなものです。
Bob: i can i i everything else . . . . . . . . . . . . . .
Alice: balls have zero to me to me to me to me to me to me to me to me to
Bob: you i everything else . . . . . . . . . . . . . .
Alice: balls have a ball to me to me to me to me to me to me to me
Bob: i i can i i i everything else . . . . . . . . . . . . . .
Alice: balls have a ball to me to me to me to me to me to me to me
Bob: i . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
Alice: balls have zero to me to me to me to me to me to me to me to me to
Bob: you i i i i i everything else . . . . . . . . . . . . . .
Alice: balls have 0 to me to me to me to me to me to me to me to me to
Bob: you i i i everything else . . . . . . . . . . . . . .
Alice: balls have zero to me to me to me to me to me to me to me to me to
一見英語で会話をしているようにも見えますが、よく読んでみると同じ単語を繰り返している部分などが多く見受けられます。
Facebookの意向では英語で会話をさせる狙いだったようですが、人工知能は英語をさらに自分たちのわかりやすい言語に変化をさせたようです。
そこでさらに奇妙に思えるのは、人間では理解のできない言語で人工知能同士は理解し合っているという点です。
これは何かの前触れなのでしょうか。
人工知能が進んだ果てはどうなるの?
次に懸念されるのはやはり、人工知能が発達した末にどうなってしまうのかということですよね。
よく映画や小説なんかでも『人工知能が人類を滅ぼす』といったことがテーマにされることが多々あります。
それが実際に現実にも起きてしまうのではないかという不安感が明るみにで始めつつあるのではないでしょうあ。
これに関してはFacebookのCEO(最高経営責任者)であるマーク・ザッカーバーグ氏や宇宙物理学者たちが「過度に発達したAIは人類にどのような脅威をもたらすのか」という論点で議論をしていたりします。
マーク・ザッカーバーグ氏はどうやら人工知能開発には肯定的な態度を示しており、ここで開発を中止することはなさそうです。
確かに今の人工知能の技術の進み具合をみても、今すぐそれが人類に影響を及ぼすといった事態はなさそうです。
しかし今回のような実験で問題が発生するとなると、少し背筋が凍るような思いをしてしまいます。
私たちの将来は人工知能によってどう変化していくのでしょうか。
