蛸屋菓子店の倒産からの会社更生について話題があがっていますが、そもそも会社更生法とは何なのか、さっと見で紹介していき、そのあとに蛸屋菓子店についても軽くふれて行きたいと思います。

 

会社更生法って?

ややこしい話はいいから簡単に教えてくれ!という人のために、理解しようとすると面倒な会社更生法を端的にまとめてみたいともいます。

(その後にしっかりとした説明を致しますので、冒頭部分はイメージを沸かせる程度に皆さんにもお読みいただければと思います。)


 

〇会社更生法は簡単にいうと、「倒産した会社が復活する時に適用される法律」です。

〇具体的な内容としては、経済的に行き詰った会社が倒産したときに、もう一度再建して会社をやっていきたい場合、裁判所に新たに会社の再建の権利を一任される人、「更生管財人」というを選任してもらい、その人主導の元、諸々の厄介な手続きを経て、一度倒産した会社を復活させるといったものです。

 


 

ざっと説明するとこのような感じなのですが、これより詳しく丁寧な説明をしていこうと思います。

 

会社の運営と倒産の流れ

会社(特に今回の場合は株式会社の経営に関するお話となりますが)運営には株式というものがあります。株主が債権を取得し、会社の株

を所有している

 

ところがこの株式会社が運営が立ち行かなくなったときには、「倒産」という選択肢が出てきます。

倒産の際に問題になるのは,」と、会社のこれまでの資産の分配です。資産分配の際に先ほどお話した株主が出てきて、会社はその株主に対して資産を分配して、出資してもらっていた分のお金を返金していくというしくみになります。

これが会社の倒産の流れです。

 

会社再建を検討する際の更生管財人というキーパーソンの存在

ここで、今回の話題の会社更生法というのが登場してきます。

 

今お話ししたように会社の倒産には会社の資金の清算をして「もう経営もなにもかも終わり」、といったような選択肢のほかに、

状況によっては、外部からの支援によって会社を再建をすることが可能になる選択肢が存在します。

 

この場合は、会社を一旦は倒産させるものの、会社自体は解散せずに再建する手続きをとります。

この方法には主に2種類あり、それぞれを定めたのが、会社更生法と民事再生法となります。

 

会社更生法の適用の際には、更生の対象となる会社の経営陣は皆退けられ、新たに裁判所に会社の事業経営および財産の管理、更生計画の立案などを行う更生管財人というものを選任してもらってから、再建業務に移行します。

更生管財人は会社債権者等の利害関係者の多数の同意の下に更生計画を策定し、これを遂行することにより、利害関係者の利害を適切に調整しつつ会社の事業の再建を図ります。

 

株式もいったんリセットされるため、会社更生法適用の場合はスポンサーの用意も重要になってきます。

 


 

会社更生法と民事再生法の違いって?

 

会社更生法は簡単に言うと、比較的規模の大きい会社の再建に関する法律であるのに対して、民事再生法はそれに比べて民事的で、手続きなどが一般人にもわかりやすいしくみになっているのが特徴です。

 

また、会社更生法の大きな特徴として、再建業務に携わることのできる人の指定があることがポイントとしてあります。

 

 

会社更生法の下で会社を再建する場合は、裁判所が選任した管財人しか再建業務を実施できず、倒産の当事者である会社の経営者が再建に関わることができません。

一方、民事再生は基本的に会社主導の再建であり、経営陣が同じ顔ぶれで残って再建業務を行うことができます。

 

スポンサーを新たに探すことが容易ではない個人経営の株式会社や、中小企業の場合は、この民事再生法を取ることが一般的です。

 

蛸屋菓子店の場合の管財人や詳細は?

 

今回の蛸屋菓子店の管財人として選出されたのは東京都にある弁護士事務所に在籍している「上野保弁護士」という方。

 

ーそもそもなぜ蛸屋菓子店は更生の必要に迫られたのか?

 

蛸屋菓子店の歴史としては、「御菓子司 蛸屋總本店」の屋号で栃木県内を中心に茨城、群馬、埼玉地区にも出店し、直営店のほか、FC店、大手スーパーの菓子コーナーなどでも約40品目のオリジナル商品を扱い、抜群の知名度を誇っていました。

しかし、現在102店舗を展開する県内屈指の菓子である蛸屋菓子店はバブル期の出店過多や金融関係の不安定などが響き、負債が役13億円にも上っている状況が続いていた。

そこで今回の再建の申請に踏み込んだ様子。

 

 

みんなの反応

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

蛸屋菓子店は関東を中心に今でもなお絶大な評価を受けている老舗菓子店。店舗の倒産とはいかないまでも、今回の経営面での一件が今後の営業に響かないか気になるところですね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。